小規模事業者持続化補助金<第18回>の申請締切である
2025年11月28日(金)17:00 がいよいよ迫ってきました。
毎年この時期になると、「まだ時間あるはず」「後でまとめて書こう」と考えがちですが、実は準備の遅れが最も不採択につながりやすい落とし穴です。
特に今年は、
-
様式4(事業支援計画書)の最終受付が 11月18日(火)
-
見積書の取得が混み合い、業者の返答が遅れやすい
-
電子申請の入力量が多く、ギリギリではミスが出やすい
という事情から、早めの申請準備が採択率に直結します。
この記事では、
「なぜ早く動くべきか」「今日から何をすべきか」「採択される計画書のポイント」
を丁寧に解説します。
早く申請準備を始めるべき3つの理由
① 見積書の取得に時間がかかる
締切が近づく11月は、どの業者も見積依頼が集中します。
特に設備購入・内装工事・広告製作などは、通常より返答が遅れやすく、
取得が遅れると計画書が書けない=不採択のリスクが高まります。
② 計画書の内容に“深み”を出すには時間が必要
審査で見られるのは、ただの文章量ではなく、
-
自社の強み
-
市場の分析
-
課題の整理
-
取組内容の一貫性
-
数値の妥当性
これらをしっかり整えるには、どうしても時間が必要です。
③ 書類ミスの修正時間が足りなくなる
11月は申請が集中し、
「様式の漏れ」「添付書類のミス」が大量に発生します。
特に今年は**様式4の最終受付日が11月18日(火)**と早めの設定ため、
ギリギリだと申請そのものができなくなる可能性もあります。
今日からできる最短の準備ステップ
STEP1:経営計画書の枠を作る(本日〜3日以内)
以下の4つを箇条書きでOKなので書き出します。
-
自社の現状・事業概要
-
顧客・市場の状況
-
課題
-
今回の取組の目的
この“骨組み”さえ作れれば、内容の肉付けがスムーズになります。
STEP2:補助事業計画を固める(1週間以内)
-
どんな設備を購入するのか
-
なぜ必要なのか
-
売上・効率・顧客満足がどう改善するのか
ここを先に固めることで、文章の質が格段に上がります。
STEP3:見積書を2〜3社へ依頼(即日)
11月上旬には必ず依頼を終えておきましょう。
締切までの具体的なスケジュール
| 日付 | 内容 |
|---|---|
| 〜2025年11月10日(月) | 設備内容・計画書の骨組み完成、見積依頼 |
| 2025年11月11日〜18日 | 事業支援計画書(様式4)依頼・発行 |
| 2025年11月19日〜25日 | 計画書の最終調整、誤字脱字チェック |
| 2025年11月26日〜27日 | 電子申請の入力・証憑確認 |
| 2025年11月28日(金)17:00 | 申請締切 ※絶対に遅れないこと |
採択率を上げる“質の高い計画書”の作り方
-
主語は「当社」で統一し読みやすく
-
図や箇条書きを入れて審査員の理解を助ける
-
事業環境(物価高騰・地域の実情)と関連付ける
-
投資額と売上増加の関係を“数字で示す”
-
スケジュール・実行体制を具体的に書く
特にこの5点を押さえると、読みやすさが一気に上がり、採択に直結します。
今からでも間に合う?
はい、十分に間に合います。
ただし、ここからはスピードと順序が大切です。
見積書依頼 → 計画書骨組み → 文章の整備
この順で進めれば、無理なく締切に間に合います。
まとめ
-
持続化補助金第18回の締切は 2025年11月28日(金)17:00
-
様式4の最終受付は 11月18日(火)
-
見積書取得に時間がかかるため、早めの行動が採択の近道
-
今日から始めれば、計画書の質を高めて十分間に合う
