持続化補助金第18回の制度内容・対象者・申請方法をわかりやすく解説。補助率や注意点、他制度との違いも丁寧に紹介します。
「制度が難しくて手が出せない」方のために
「補助金って使えたら便利だけど、申請が複雑でよく分からない…」
そんなお悩みを抱える方は多くいらっしゃいます。特に初めての方にとっては、公式の資料を読んでも分かりづらいものです。
そこで本記事では、2025年6月に発表された『持続化補助金<一般型>第18回(公募要領第3版)』の内容を、できる限りわかりやすく、ポイントを絞って解説します。
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制度の基本ルール
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対象者や補助内容
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申請スケジュールと手続き
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採択される事業計画のコツ
まで、これから申請を検討する事業者の方に必要な情報を網羅しています。
『持続化補助金第18回』とは?制度の概要と目的
持続化補助金は、小規模事業者が「売上アップ」や「業務効率化」に取り組む費用の一部を、国が支援してくれる制度です。
第18回のテーマは、制度改正や物価上昇など“環境変化”に対応するための前向きな投資の後押しです。
対象となる取組の例:
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チラシ・Web広告による集客
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展示会出展による販路開拓
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新商品開発や機械導入による業務改善
補助対象者・補助率・補助上限・対象経費(2025年最新版)
項目 |
内容 |
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対象者 |
日本国内の小規模事業者(法人・個人) |
補助率 |
原則2/3(赤字事業者かつ賃上げ実施で3/4) |
補助上限額 |
最大250万円(通常枠50万円+特例加算あり) |
主な対象経費 |
機械装置費、広報費、Web費、展示会費、新商品開発費、外注費など |
補助額の加算条件:
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インボイス特例:+50万円
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賃金引上げ特例:+150万円
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両方満たすと【通常枠50万円】+200万円
公募スケジュール・申請の流れ・必要書類
スケジュール |
日程(予定) |
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公募要領公開 |
2025年6月30日(月) |
電子申請受付開始 |
2025年10月3日(金) |
申請締切 |
2025年11月28日(金)17:00 |
支援計画書発行期限 |
2025年11月18日(火) |
📌申請は「電子申請のみ」。紙の申請は不可。
📌申請には「GビズIDプライムアカウント」が必要です(事前取得必須)。
採択される事業計画のポイント・審査基準の解釈
審査では以下の観点が重視されます:
✔ 経営課題と補助事業の一貫性
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事業計画に「課題」と「解決策」が明確に示されているか
✔ 成果の見込み(売上増・生産性向上)
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取組により“何がどう良くなるか”が説明されているか
✔ 自社独自の取組であるか
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支援機関や外注先任せではなく、自社主体の意思があるか
📌事業計画書では、数値目標(KPI)や工程も具体的に記載すると好印象です。
NG例・よくある失敗と回避策
ありがちなミス |
なぜNG?/対策ポイント |
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他人が書いた内容の丸写し |
「自分で考えた」内容でないと評価されません |
内容がふわっとしている |
取組内容や経費に「具体性」が求められます |
証拠書類の不備(見積もり等) |
妥当性を示せない経費は却下されることも |
特例要件を満たしていないのに申請 |
特例が不適合だと補助金全体が不交付に |
FAQ(よくある質問7選)
Q1. 補助金はいつもらえますか?
A. 事業完了後に「実績報告」を行い、審査通過後に振り込まれます(後払い制)。
Q2. インボイス特例とは何ですか?
A. 免税事業者が「インボイス対応」をした場合、補助額が50万円増えます。
Q3. 賃金引上げ特例の条件は?
A. 従業員の最低賃金を申請時より50円以上アップすることが条件です。
Q4. ホームページ制作だけでも申請できますか?
A. Web費だけの申請はNG。他の経費と合わせて申請してください。
Q5. 申請前に経費を使っても大丈夫ですか?
A. ダメです。交付決定前の支出は補助対象外になります。
Q6. 過去に落ちたけど、再挑戦できますか?
A. はい。内容を改善して再申請は可能です。
Q7. 商工会議所とどう関わればいいですか?
A. 「支援計画書」の発行依頼と、事業計画の相談ができます。
プロに相談するメリット/支援サービスの活用方法
補助金の申請書は、ご自身で作成することも可能です。
しかし、より高い採択率を目指すなら、専門家のサポートを受けることをおすすめします。
その理由は以下のとおりです:
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採択されやすい構成や表現を熟知している
→ 審査基準に沿った計画書の組み立てができます。 -
申請書類の不備や要件の誤解を防げる
→ 実際、書類の不備や制度の誤認により、約15%の申請が不採択となっています。
こうしたミスは、事前の確認と第三者の目があれば確実に回避可能です。 -
制度ごとの特例条件や経費ルールに精通している
→ 見落としやすい“対象外経費”や“特例要件の不一致”による不採択も防げます。 -
作成・提出にかかる時間と負担を大幅に削減できる
→ 忙しい経営者でもスムーズに申請準備が進められます。
初めての申請でも、当社補助金部門をはじめとした認定支援機関によるサービスを活用することで、安心かつ確実に制度を活用することができます。
今が“準備のはじめどき”です
持続化補助金第18回は、販路拡大や業務改善に取り組む小規模事業者にとって、非常に有効な支援策です。
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補助金はあと払いなので、無理のない資金計画が必要
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特例を活用すれば最大250万円の支援も可能
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計画的に準備すれば、採択の可能性は十分あります